【追熟しない？】パッションフルーツがしわしわにならない場合の原因と対処法について

収穫したパッションフルーツを追熟させようと部屋に置いておいたものの、なかなか追熟しない時ってありますよね？

この記事ではそんな時の対処法について解説しています。ぜひ参考にして下さいね。

パッションフルーツが追熟しない原因

パッションフルーツを保管していると果皮がしわしわになってきますが、それこそパッションフルーツが追熟してきたサイン。

パッションフルーツは普通２０～２５℃の気温に一週間程度置いておくと追熟が進みます。

でもなかには収穫後、一週間以上経過しても追熟しないケースがあるんです。ここではパッションフルーツが追熟しない場合に考えられる3つの原因について解説してます。

1｜追熟する気温が低い

パッションフルーツを保管している場所の環境によっては、追熟が進まないことがあります。

パッションフルーツの収穫時期は主に夏なので気温が２０℃を下回ることは少ないと思いますが、冷房が効いた室内に保管していると追熟しない場合があるので注意しましょう。

2｜収穫するのが早すぎた

未だ成熟していない果実を収穫した場合も追熟が進まない原因になります。

パッションフルーツは果実が成熟すると、果実が自然落下する性質がある植物です。理想は自然落下したパッションフルーツを収穫するのが間違いなく一番美味しい状態と言えます。

収穫が早すぎていないかチェックしてみて下さいね。

3｜直射日光に長時間当てた

収穫したパッションフルーツの果実の保管場所は気温以外にも太陽光に当たらないように配慮が必要です。

パッションフルーツの木を育てるためには日照時間は必要ですが、収穫後の果実には不要。直射日光を当ててしまうと正常に追熟せずに果実の状態が悪くなってしまいます。

日の当たらない風通しの良い室内で保管するようにしましょう。

なかなかシワが入らない場合の追熟方法

一週間近く室内で保管しても追熟がなかなか進まないようなときは、バナナやリンゴなどの別の追熟果と一緒に袋に入れて保管しておくと追熟が促進されます。

バナナやリンゴなどの追熟果からは『エチレンガス』という果物を老化させるホルモンを含んだガスを排出するため、その近くに置いてある果物の追熟が進みます。

パッションフルーツは追熟が進むと果皮にシワが入りデコボコしてくるので判別が容易にできます。追熟してきたら早めに食べるようにしましょう。

いったん追熟した果物は、保存があまり効きません。悪くなるのも早いので完熟なうちに美味しくいただきましょう。