枇杷(びわ)の食べ方と栄養価を解説|おすすめの皮むき方法と注意点を紹介

枇杷(びわ)の食べ方と栄養|皮のむき方と注意点を紹介
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枇杷はあまりメジャーな果物ではないので、『食べ方が分からない』『初めて食べる』という方も多いですよね。

この記事では枇杷の皮むき方法と食べる際の注意点などについても解説しているのでぜひ参考にして下さい。

目次

枇杷(びわ)を入手・食べる際に注意すべきこと

びわ 保存方法 冷凍 追熟

枇杷を入手する方法は、

  • スーパーで購入
  • 農家から直接購入
  • 庭で育てている人から頂く

主にこの3通りだと思います。

どの方法で枇杷を入手するにしても気をつけたいポイントがあります。

せっかくなら美味しい枇杷を食べたいと思うので、まずその点を解説していきます。

1|枇杷は追熟しない

勘違いしている人が多いのが『枇杷は追熟しない』ということ。

入手した枇杷を熟れさせようと暫く保管しておいても、枇杷は甘くはなりません。

むしろ、枇杷の水分が抜けてしまいみずみずしさが失われてしまいます。皮が果実に引っ付き剥きにくくなるので気をつけましょう。

枇杷をゲットしたらできるだけ早く食べるのが鉄則ですよ。

2|枇杷は冷蔵保存しない

枇杷は常温保存する果物です。冷蔵はNGになります。

常温で置いておいても悪くならないので安心して下さいね。冷蔵すると実が黒ずんだりして品質が落ちるため絶対にやめましょう。

ただ、食べる前に少し冷やしたい場合はOK。短時間冷やして美味しく頂きましょう。

3|枇杷の入手方法

枇杷は輸送に気をつかう果物。日持ちもあまり長くないため栽培農家さんは非常に気をつかっています。

主な入手方法を上記しましたが、その中でもスーパーは店頭に並ぶまでどうしても時間がかかってしまいます。農家さんは熟し過ぎる前に収穫発送するので、枇杷に酸味が残っていることが多いです。

農家さんから直接スーパーに並ぶのではなくJAや卸業者などを介して店頭に行きつくので、しっかり熟したものだとスーパーに辿り着く前に悪くなるという訳ですね。

酸味の残る味わいを楽しみたい方はスーパーの物でも良いと思いますが、よく熟した枇杷を食べてみたいという方は、農家から直接購入するか、ご近所の完熟枇杷を頂く方法が良いと思います。

一番美味しい枇杷を食べる方法は、自宅で枇杷を育てて食べごろになったものを収穫する方法です。

自分で育てた枇杷からの実りを摘み取りして楽しめるので、庭に植えるスペースがある方はぜひトライしてみて下さいね。

4|枇杷は皮を剥くとすぐに黒く変色する

枇杷の皮を剥いでそのまま置いておくと、あっという間に実の色が黒く変色していきます。

これは枇杷の実に『クロロゲン酸』というポリフェノールが含まれているためで、この成分が空気に触れると酵素と反応して黒色に実が変色するという訳です。

リンゴやバナナも皮を剥いて置いておくと黒くなりますよね?全く一緒の現象になります。

黒くなると見た目が悪くなりますが、実際食べてみても味はあまり変化が感じませんでした。

変色するのが嫌だというのであれば、

  • 食べる直前に皮を剥く
  • 保管するならラップをかけて冷蔵庫に
  • レモン汁などの酸性のものをかけて保存する
  • ラップに包んで密閉して酸素に触れないようにする

これらの対策を行うようにしましょう。

とはいえ一番は『皮を剥いたらすぐに食べる』のが最も枇杷を美味しく食べる方法です。

枇杷の食べ方|皮の剥き方

枇杷の皮を剥くのが面倒という声を聞くことが多いので、私がいつも行っている枇杷の皮の剥き方を写真付きで紹介していきます。

上手に皮を剥くポイント

先ほども書きましたが、枇杷の鮮度が落ちてくると皮が実に引っ付いてしまうので、皮が剝きにくくなります。

枇杷の皮を剥く手順

我が家には枇杷の木があるため、毎年大量の枇杷が収穫できます。

そのため手際よく枇杷の皮を剥く必要があります。その方法を今回は手順を追いながら紹介しますね。

枇杷の皮むき方法

まずは鮮度の良い枇杷を準備しましょう。

枇杷の皮むき方法

枇杷の頭とヘタの部分を包丁で切り落とします。

実の中には大きめの種が入っているので、必ず端っこを切り落とすようにしましょう。

枇杷の皮の剥き方 食べ方

こんな感じの形になります↑

枇杷の皮むき方法

枇杷の実を縦に浅く切れ目を入れます。

皮を剥ぐための切れ目なので皮さえ切れていればOK。

枇杷の皮の剥き方 食べ方

皮が切れていれば切れ目から手でぐるりと剥がすことができます。

枇杷の皮の剥き方 食べ方

こんな感じで一枚そのまま剥がれます。

鮮度が悪い枇杷だとこの時に皮がブツブツ切れてしまいます。

枇杷の皮の剥き方 食べ方

あとは先ほど入れた切れ目を開いて種とワタをかき出します。

私は指で取り出しますが沢山の枇杷を処理すると爪が黒くなるので、それが嫌な場合はスプーンなどを使ってかき出すと良いかもしれません。

枇杷の皮の剥き方 食べ方

種さえとってしまえば、あとは丸々食べることができます。

大量に処理してコンポートにする際など、ぜひ試してみて下さいね。

枇杷の栄養価を紹介

びわ 保存方法 冷凍 追熟

枇杷の皮むき方法を紹介したので、あとは枇杷が持つ栄養についても触れておきます。よかったら参考にして下さい。

枇杷の実に含まれる栄養素

枇杷には以下のような栄養素が含まれています。

  • カリウム:血圧やむくみの改善に効果的とされる
  • β-カロテン:ビタミンAの前駆体で抗酸化作用や免疫力の向上に役立つ
  • ビタミンC:コラーゲンの生成や免疫力の向上に必要
  • ビタミンB群:エネルギー代謝や神経系の働きに必要
  • クエン酸:疲労回復やエネルギー代謝に効果的
  • クロロゲン酸:ポリフェノールの一種で抗酸化作用や血糖値の上昇を抑えると言われる

枇杷にはこれらの栄養素以外にもリンゴ酸やβ-クリプトキサンチンという成分も含まれています。

枇杷は『葉』も有用です

枇杷は果実だけでなく葉にも多くの栄養素が含まれています。

タンニンやポリフェノールが多く含まれているため、抗酸化作用や殺菌作用があると言われています。

乾燥させた枇杷の葉をお茶として飲む『枇杷茶』も健康を意識する人の中では昔から人気ですよね。

一番美味しい枇杷を食べるなら自家栽培

流通しているものを購入すると、特に枇杷の場合は完熟の物を入手することが難しいです。

酸っぱい枇杷を購入してしまってガッカりした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

一番確実で美味しい枇杷を食べる方法は自分の家で自家栽培すること。

自宅で育てているなら完熟するまで樹上に残せますし、熟したものから摘み取りして楽しむことができます。

興味のある方は枇杷の育て方の別記事があるので、そちらも合わせて参考にして下さいね。

まとめ

枇杷の皮を剥くおすすめの方法や枇杷に含まれる栄養素、美味しく食べるための方法などを解説しました。

美味しい枇杷を食べるためには鮮度の良いものを選ぶ必要があります。

スーパーに並んでいる枇杷はJAや卸業者を経由してから店頭に並んでいるので、思ったより収穫してから時間が経過しているんです。

また、店頭に並ぶまでの時間を考えて、収穫するタイミングも熟す前に行うことが多いです。これだと酸味の残る枇杷になってしまうので本来の美味しさを味わえない可能性があります。

一番美味しい枇杷を食べる方法は自家栽培すること。これに勝るものはありません。

枇杷は樹勢も強く枯れる心配の少ない果樹です、興味があればぜひ庭植えしてみて下さいね。

枇杷の自家栽培方法についての別記事を

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