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びわを育てるのは結構手間がかかる・・・
誰が言ったか、このような話しを耳にした方もいるのではないでしょうか?
びわは丈夫で育てやすい果樹ではありますが、大きな食べ応えのあるびわを作るためには『摘房』『摘蕾(摘花)』という作業が必須になるので、確かに手間のかかる果物と言えますね。
とはいえ家庭で育てる1~2本程度の木であれば、コツさえ分かれば意外と簡単にできるんですよ?
この記事では『自宅でびわを育てて食べてみたいけど摘蕾などの作業方法が分からない・・・』という方のために摘房と摘蕾(摘花)のやり方について分かり易くまとめてみました。
写真付きで分かりやすくまとめているので、ぜひ一手間かけて大きなびわの実を育ててみて下さいね。
家族で楽しみながら作業するのも植物を育てる楽しみ方の1つです!
びわの花が終わってから行う『摘果』について知りたいという方は【びわの摘果のやり方を写真付きで解説】こちらの記事で紹介しているのでぜひ参考にして下さいね。
まず初めにびわの花芽がどんな形状なのか分からない方もいると思うので写真で紹介します。
こちらがびわの花房です!
1つ1つの花芽がピラミッドのような形でまとまっています。この花芽の集合体が『花房』になります。
これを見ると、1つの花房だけでもたくさんの花が咲くことが分かりますね。
摘房・摘蕾(摘花)について曖昧な方もいると思うので、ここでは『摘房』『摘蕾(摘花)』とはどんな作業を指すのかを写真付きで解説していきます。
『摘房』は、開花前に花芽全てを除去することです。
写真のようにびわの花芽の根本をポキッと折って、花芽の房を丸々取り除きます。
実をつけたくない箇所の花芽をすべて摘む際に行います。
摘房花芽の房を丸々取り除くのに対して、摘蕾は余分な花芽だけを摘み取ることを指します。
実をつけたい箇所の蕾だけを残すことで、実の肥大が良くなります。
因みに摘蕾と摘花は、蕾の状態か花が咲き始めた状態かだけの違いなので基本的なやり方は同じです。
花を開花させるのにも植物はエネルギーを使うので、できれば蕾の状態のうちに摘蕾する方がベターですね。
そもそも、なぜ摘房や摘蕾を行わないとびわの実は大きくならないのでしょう?
枇杷の木は、着果量を自分で調整するのがとても下手な植物。摘蕾しないで放っておいたびわの木には、大量の花が咲いてしまいたくさんの果実が実ってしまいます。
実がたくさん・・・と聞くといっけん良さそうにも聞こえますが、これには大きなデメリットが2つあります。
びわの実を多く付け過ぎると実を太らせるためのエネルギーが分散してしまいます。
その結果びわの実が全く肥大せずに熟すので『メチャクチャ小さなびわ』ばかりになります。
小さなびわは可食部が少ないので食味も悪いです、食べ応えのあるサイズのびわが食べたいのであれば摘房・摘蕾は外せない作業です。
花や実をたくさん付けると、びわの木は多くのエネルギーを使用します。
毎年のように着果過多の状態を繰り返してしまうと、びわの木の樹勢が弱まり病気にかかりやすくなったり、隔年結果を起こすようになってしまいます。
着果過多はびわの実が小さくなるばかりかびわの木を弱らせてしまう要因になるので、樹勢維持のためにも摘房・摘蕾は行っておく方が良いです。
びわの木は花の数が過剰な状態で咲き乱れるので、必要のない花房を除去してあげて余計なエネルギーを使わないようにしてあげます。これが摘房する理由であり考え方です。
放っておいても着果過多となるびわの木なので、必ず花房を少なくする必要があります。
必要性の少ない花房を以下で解説していますので、これらを優先して摘房してあげましょう。
地面に近い花房は除去した方が良いです。
摘房する理由は、地面近くに実った果実は雨の日に地面の泥を受ける可能性がある点と、実が育った時にその重みで茎が下垂して地面に付いてしまうことがあるため。
それと地面に近いということは、果実に太陽の光が当たらないという点でも好ましくない花房と言えます。
太陽の日差しが当たらない場所にある花房は積極的に取り除く方が良いです。
例えば上の写真のような、びわの木の内側や下部にある花房は周りの枝葉の陰になってしまい太陽の光が当たらないので全て摘房します。
日の当たらない場所にできた果実はびわの色付きも悪く、食味も悪いので落とすのがベターです。
花房がいくつも隣接して混みあっている箇所は、花房が大きい元気なものを残してあとは摘房するのがおすすめ。
とくに1本の枝の同じ個所から3・4本も枝が出ている『車枝』になっていると、その先端にそれぞれ花房をつけてしまうので花房が過密した状態になりがちです。
すべての枝先に実を付けてしまうとエネルギーが分散してしまい、びわの果実が大きく育ちません。
どれを摘房するか迷った場合は、花房のサイズが小さいものを落とすようにしましょう。力のある元気な枝は花房のサイズが大きくなり力の弱い枝の花房は小型になります。
悩んだら花房のサイズを見て残す花房を選別するようにして下さいね。
花房が混みあわないようにするには、車枝にならないよう事前に枝を間引いておくことも大事なポイントです。
虫に食べられたりして葉が少ない枝に付いた実は、優先して摘房してあげましょう。
葉が少なく元気の無い枝に無理をさせて実をとるのは可哀そうですよね?
無理やり実をつけても、果実を育てるエネルギーが不足している状態なので全く大きく育ちません!
弱った枝は『当年お休み』させて来年以降新芽がしっかり展開してから実をつけさせる方法がおすすめです。
摘房で不要な花房をザックリ落としたら、続いては摘蕾作業を行いましょう。
『枇杷の摘蕾』は簡単に言うと上と下の部分を摘み取って真ん中部分だけ残す作業になります。
花房の上の方を残してしまうと実と実がぶつかり合い傷んでしまうケースが増えます。
花房の下の方を残すと横に長く飛び出している形状のため実の肥大とともに根本が折れやすいといった問題があるからです。
ここからは摘蕾する手順を実際の写真で解説していきます。
最初は小さな固まりだったびわの蕾は、時間とともに展開していきます。
なんとも不思議なピラミッドみたいな形・・・なんでこうなった?といつも思うんですが、この形状になったら摘蕾をしてみましょう。
まずは一番下にある①の花芽を落とします。
ちなみに蕾を摘み取る時はハサミは使わなくてもOKです。枇杷の新芽・花芽は手でポキポキ折れるので手だけで簡単に行えます。ハサミを使うより手で折る方が作業が断然早いですよ。
続いて下から2番目の②の花芽を摘み取ります。しっかり根本からポキッと摘み取るようにして下さいね。
②を摘み取ったら続いては花房の頭の部分を摘み取ります。
上から4~5段目あたりまでの花芽を除去しましょう。最終的に中段に3本の花芽を残すようになるので、その辺を意識しながら摘み取ります。
写真ではまだ5本残ってますね。
①や②の花芽のような、横にビョーンと長い花芽に実を付けてしまうと、袋掛けの工程で袋に入らず苦戦することになるので注意しましょう。
かといって、上段の花芽を使ってしまうと枇杷の実が肥大した時に互いにぶつかってしまい潰れや腐れの原因に・・・。
丁度良い中段の花芽を3本残すのがベストです。
残りは4本。いよいよ最後の1本の摘み取りですが、どこをとりましょうか?
そこまでシビアでなくてもいいんですが、あとは3本が別々の方向を向いているようにしてあげると完璧です!3本とも同じ向きになると、実が肥大した時に干渉してしまう可能性があるのでできればバランスよく違う向きの花芽を残すのがいいと思います。
完成!これで1房の摘蕾が終わりました!
この作業をびわの木に残っている花房全てに行っていきます。
この摘蕾作業が終われば、あとは花が咲いて結実を待つばかり。
摘房・摘蕾を行う時期は、住んでいる地域によっても違うので一概に言えませんが、主に10月下旬から11月上旬ごろになり、花芽が展開し始めたら順次行っていきます。
『摘房』は不要な花房を丸々取り除く作業なので、実を付けたくない場所に花芽が出てきたのを確認した時点で花房を取り除いてOK。
花芽を早く取り除いてあげた方が余分なエネルギーを使わずに済むのでできれば、取り除くなら早めの方が木に優しいです。
『摘蕾』の場合は、1つの花房を見て「残す花芽」と「取り除く花芽」を判断しながら不要な花芽を落とす作業になるので、花房が展開するまで待ってから行う方が分かりやすいのでおすすめですよ。
作業を一度に終わらせることを優先するのであれば、花芽が摘蕾できるくらいまで展開したあとで作業すると良いです。
びわの花を普通に摘房・摘蕾すると半分以上の花を落とすことになります。
摘房だけで1本の木についた花を半分近くまで減らすこともあるので、かなりの数の花芽を落とすことが分かりますよね。
でも中には『花が多い方が受粉しやすいのでは?』と思う方もいると思います。
びわは比較的自然に受粉しやすい果樹なので、多少花を減らしても全く影響がありません。むしろ少しくらい摘房しても着果過多になってしまうほど。
風やミツバチなどの昆虫のはたらきによってびわの花はどんどん受粉していくので、びわ栽培に関して言えば受粉率を考える必要は全くないです。
着果過多になり樹勢が弱ることを考えれば、摘房・摘蕾をしっかり行う方が美味しい果実を収穫するためには重要になります。
果物全般に言えることですが、小さな果実の方が甘みを感じやすい傾向が高いです。
その理由は、大ぶりな実の方が水分を多く含んでいるため大味になりやすいのに対して、小ぶりなものは果実の水分が少ないために味が凝縮されて甘く感じやすくなるから。
もともと持っている糖度は同じでも、果実に含まれる水分が多いと薄まってしまうという訳ですね。
とはいえ、びわは着果しやすい性質があるので摘房・摘蕾を全くしないと実が付き過ぎてしまい木が弱ってしまいます。
『小さくて甘みを感じやすいびわを食べたい』という場合でも花を付けっぱなしにするのではなく、花を残す割合を少し多くするなどして調整するようにしましょう。
また、『果実のサイズは大きいけど甘みが弱い・・・』と悩んでいるのであれば、日当たりをチェックしてみましょう。
びわの木があまり日当たりのよくない場所に植えられている場合は、日当たりを改善すると糖度が上がるので試してみて下さい。木が大きく成長するに伴って糖度も安定してくるので、年月の経過とともに味が良くなるので焦らずに育ててあげて下さいね。
糖度を管理したいなら鉢栽培もおすすめ。土中の水分管理ができるので乾燥気味に育てることで糖度が高まります。
実の大きさではなく、びわの種をたくさん取りたいという理由などで果実の数を多くしたい方もいると思います。
花芽の数を多く残すことで果実のサイズは小さくなるものの、たくさんの実が収穫可能です。
でも、全く花芽を落とさずにびわの栽培を続けていると樹勢が次第に弱っていくので、隔年結果が起きたり、びわの木が病気になり枯れ込むリスクが出てきます。
びわを収穫する数を優先する場合でも、摘房・摘蕾は必ず行って適度な花の数に調整するのがベターです。
着果過多の状態で栽培している形なので、収穫後はきちんと肥料を与えて樹勢維持に気を付けながら育てていくようにしましょう。
この記事では、びわの摘房・摘蕾(摘花)のやり方について紹介しました。
びわは放っておくと着果過多になってしまう自分で着果をコントロールすることが下手な植物です。着果してくれるからと、そのまま実をつけさせてしまうと樹勢がどんどん弱っていくで注意が必要です。
摘蕾は、上と下の花芽を摘みとり中段にある3本の花芽だけを残していく作業のこと。
摘房・摘蕾作業はかなり地味で細かい作業なんですけど、実際やってみると結構面白くて黙々と作業を続けてしまいます(笑)
ポキポキポキポキ・・・
自宅の庭でびわを育てている方は、家族で摘房・摘蕾作業を楽しんでみるのもおすすめです。
美味しいびわを食べるための前作業としてみんなで楽みながら行うのも良いですね。
小さなお子さんでもできる簡単作業なので、ぜひ楽しんでみて下さい。
この記事が美味しいびわ栽培のお役に立てたらうれしいです。
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