【モンステラの水耕栽培】ずっと水差しのままでも育つの？｜水換え頻度や管理ポイントを解説

モンステラは水差しで発根させることができる植物ですが、発根したあとも水栽培することは可能なのでしょうか？

実はモンステラは水耕栽培も可能な植物なので、水差ししたまま室内で育てることができます。

でもモンステラを水栽培するのには、いくつか注意すべきポイントがあります。

この記事では、モンステラを水差ししたまま育てるための方法についてくわしく解説しています。

モンステラを水差しのまま育てる方法

モンステラの茎を水の入った容器に入れて発根させた後は、そのまま同じ状態で水栽培することが可能です。

水栽培のやり方は簡単。

1. 水差しで発根したモンステラを準備
2. モンステラの株のサイズに合う容器を準備
3. 容器にモンステラを入れる
4. モンステラの根がつかる程度に水道水を入れる

モンステラに合う容器を準備したあとは、モンステラを容器に入れて水につけておけば完了です。とても簡単！

ただ、日々の管理の仕方によっては、モンステラの株を枯らせてしまうことがあります。

ここからは、水栽培で育てているモンステラを枯らさないようにするための３つのポイントについて解説しているのでぜひ参考にして下さい。

モンステラの水耕栽培で失敗しないためのポイント

モンステラを水耕栽培するのは比較的簡単ですが、いくつか失敗して枯らさないためのポイントがあるので紹介していきます。

枯れた部分は取り除く

モンステラを水耕栽培していると、枯れた葉や茎が水の中に漂うことがありますよね。

枯れた葉や茎などの有機物が水の中に入っていると急激に水質が悪くなります。

水質の悪化はモンステラの茎が腐ってしまう原因にもなるので、早々に取り除きましょう。

水の交換は２～３日に１回が基本

モンステラの水栽培は水の管理が最も重要です。

季節によっても水の腐敗のスピードは違うので、特に夏場の管理には気を付けましょう。

水が腐るとモンステラの茎や根も黒く腐敗してしまいます。

基本的には２～３日に1度の水交換をしておけば水が腐敗することは無いので、日々の水管理に注意しましょう。

茎や根を水没させないこと

水差しで発根したモンステラを水栽培で育てる場合、根や茎までどっぷり水につけてしまわないように注意しましょう。

水分を吸収するのは『根』なので、茎をすべて水没させてしまう必要はありません。

水栽培するときの水位は根が全部浸からない程度でOK。根の３分の２が水に浸かっていれば十分育ってくれます。

茎や根を全部水につけてしまうとモンステラの呼吸の妨げになる上、腐食してしまうリスクを作ってしまいます。

モンステラは根や長く伸びた気根から水分を吸収できるので水にどっぷりつける必要はありません。

モンステラの水栽培の水替えが面倒な場合

水栽培をするのには、日々の水の管理が重要ということが分かりましたね。

でもなかにはこんな風に考える方もいると思います。

このような場合、水の腐敗防止剤を利用することをおすすめします。

水の腐敗防止剤を水栽培で使う水に入れておくと、水の腐敗を遅らせてくれるのでモンステラの根腐れリスクが大きく減らせます。

旅行などの長期外出時や、水交換の手間が大変だと感じている方は『水の腐食防止剤』を試してみて下さいね。

まとめ

この記事では、水差ししたモンステラをそのまま水栽培で育てる方法について解説しました。

モンステラの水栽培で最も重要なのは水質の管理です。

もし水替えが面倒に感じたり長期で自宅を不在にするなどの場合は、腐食防止剤を活用するのがおすすめですよ。

水栽培はコンパクトに育てられるので、自宅内の様々な場所に飾っておけるグリーンインテリアです。

比較的簡単に育てられるので興味のある方はぜひ試してみて下さいね。