ガジュマルの葉が落ちるのは寿命で枯れたのが理由？枯れる・元気がない原因と対策をわかりやすく解説

ガジュマルを育てていて急に葉がパラパラと落ち始めた経験ありませんか？

『昨日まで元気だったのにどうしたんだろう？』と心配になりますよね。

今回の記事では、ガジュマルに落葉する症状や樹勢が弱いと感じるような症状が出てしまう主な原因と対策方法について紹介しています。

今現在、心配する状態になくても事前にしっておくことで予防することに繋がります。よかったら参考にしてみて下さいね。

ガジュマルの特徴

ガジュマルという呼び名はもともと沖縄の地方名です。

幹や気根が絡まっている様子から『絡まる』という言葉が訛ってつけられたという一説があります。

気根をいくつも地面に伸ばす姿が雨の様だという由来から『レインツリー』とも呼ばれています。

国内では主に観葉植物として知られていますが、原産地で地植えしたものは１０ｍ以上の巨木に成長する生育旺盛な樹木です。

ガジュマルの葉が全部落ちたけど大丈夫？

原因によっては早急に対応しないといけない場合もありますが、ガジュマルは何かショックを受けると落葉する性質があります。

自生している巨大なガジュマルの木でも一気に落葉することが多々起こります。

そのような場合は落葉してもしばらくすると新芽を出してくれるので、あまり心配はいりません。

間違っても、葉が落ちてしまったからとガジュマルの株を廃棄しないようにしましょう。少し様子を見てあげて下さいね。

ガジュマルが枯れる・弱る原因と対策

ガジュマルの株が弱る主な原因を症状別にまとめてみたので参考にしてくださいね。

1｜葉がシナシナ｜根腐れ

葉に水分はあるもののシナシナしてて張りが無い状態の場合は『根腐れ』か『日照不足』を疑いましょう。

間違った水やり頻度で管理していると根腐れを起こしてしまう可能性が高まります。

下の記事でガジュマルの季節ごとの水やり方法について解説しているので参考にして下さいね。

根腐れを起こしてしまったら、株を鉢からいったん取り出して別の鉢に植え替えるようにしましょう。

その際土は新しいものを使い、黒く変色してしまったガジュマルの根は切除してから植え付けます。

2｜葉が乾いてパリパリ｜水切れ・根詰まり

根から水分が吸収できない状態だと、葉が極度に乾燥してパリパリになります。

パリパリになる前段階として、水分が失われて葉にシワが入る症状や葉が下を向く症状があらわれるので、日々ガジュマルの状態をチェックしていれば異常に気付くことは十分可能です。

早く発見して水やりをすれば萎れた葉は復活するので、日々のチェックはとても大切です。

根詰まりを起こしていると根から水分が吸収できなくなってしまうので、早めに一回り大きな鉢に植え替えするようにしましょう。

3｜葉が黄色い｜肥料過多

肥料を与えすぎると逆に根を傷める結果になることもあります。

化学肥料は加水とともに肥料成分が一気に効いてくるので、あまり大量に撒くと肥料過多の状態になりやすいです。

肥料はゆっくり長く効果が持続する『緩効性化学肥料』を使うと、根を傷めるリスクを最小限に抑えることができるのでおすすめです。

まとめ

今回はガジュマルの落葉についてと、枯れてしまう主な原因と対策について解説しました。

ガジュマルを元気に育てるためには、症状を早期発見できるように日々のチェックがとても重要です。

できるだけ早く異常を見つけることができれば、悪化する前に対応できるためガジュマルを枯らしてしまう可能性はかなり低くなります。

ぜひこの記事を参考にしながらガジュマルを元気に育ててあげて下さいね。

ガジュマルの関連記事