6月~7月初夏のころになると宝石のような鮮やかな赤い実をつけるヤマモモの木。
全国的に育てている方が減ってきているのでスーパーや市場などで見かける機会が少なくなりました。
甘酸っぱい自然な味わいのヤマモモを自分で育ててみようか検討されている方は意外と多いのではないでしょうか?
そんなヤマモモですが今回の記事では…
- ヤマモモとはどんな植物か?
- ヤマモモに毒性分は含んでいるのか?
- ヤマモモの味わい
- ヤマモモの食べ頃のタイミング
ヤマモモとは?どんな植物?
常緑広葉樹の大高木に分類されていて、樹高20mにまで大きく成長します。
雄木と雌木があり、花の開花が3~4月。実が完熟するのは例年6月~7月頃の1か月。
完熟期に収穫が遅れると、地面にヤマモモがボトボト落下して無残な姿に潰れているのを見ることになります。
ヤマモモには毒性があるの?

熟していく過程で果皮が黒色に変化してくるヤマモモの実。
ちょっと毒々しい色合いをしているので『この実は有毒?食べられるの?』と考えてしまう人は結構多いようです。
上の写真を見ても、完熟すると紫がかった赤にかわるので、ヤマモモを知らない人からすると警戒するのもうなずけますよね。
ここではヤマモモの有毒性について解説していきます。
結論:ヤマモモには毒性はない
ヤマモモには毒性は全くありません。安心して好きなだけ食べましょう。
とはいえ未だ黄色や赤色になりたてのものは未熟なので甘みが少なく酸味が強いです。そんな時はジャムなどの加工品にするのがおすすめです。
虫も大好きな果実なので良く洗って食べましょう
ヤマモモの実は虫も大好物なので、収穫した時に食事中の虫が付いてくることがあります。
そのため収穫したヤマモモは…
- 塩水で1時間程度漬け置き
- 流水で水洗い
この手順で害虫を洗い流してしまいましょう。
手間ではありますが、この下準備をしておかないと生食したりジャムなどに加工する際に小さな虫が這い出てくるという最悪の結果を招いてしまいます。
ヤマモモの栄養成分
ヤマモモには健康や美容に良い成分が含まれているので積極的に摂取したいところ。ここではヤマモモに含まれる成分についてまとめています。
抗酸化物質アントシアニンが豊富
ヤマモモに多く含まれるアントシアニンはポリフェノールの一種。強い抗酸化作用を持っているので病気の予防や老化や肌の美容効果も期待できます。
ブドウ糖とクエン酸が豊富
ヤマモモには人間の体や脳を活発に働かせるためのエネルギー源と言える『ブドウ糖』と疲労回復や老化防止の効果に期待できる『クエン酸』が豊富に含まれています。
ヤマモモの食べ頃・収穫タイミングはいつ?
ヤマモモの実は熟し度合いによって果皮の色が変化していきます。
ヤマモモは木から収穫してしまうと追熟しない果物なので、収穫するタイミングを間違うと酸っぱいヤマモモばかり収穫してしまうことになるのでぜひ参考にして下さいね。
ヤマモモの収穫時期
ヤマモモの収穫までの流れは・・・
- 基本的に3月~4月に開花受粉
- 4月~5月にかけて結実肥大
- 6月中に実が完熟
- 7月ころまで収穫時期
収穫時期が約1か月ほどしかなく、実の日持ちも悪いという理由から、普通のスーパーや市場にヤマモモが陳列されることは少ないです。
鮮度の良いヤマモモを食べたいのであれば、自分で育てないとなかなか食べることが難しいかもしれません。
ヤマモモの収穫タイミング|完熟を色での見極める
- 緑色=未熟果・酸味が強く硬い物が多い。色が付くのを待ちましょう。
- 黄色=まだ未熟果実・酸味が強い。
- 赤:完熟寸前だが酸味がまだ強い
- 赤紫:紫や黒がかった色をしていれば完熟のサイン
ヤマモモの味
ヤマモモの味の特徴は、甘みと酸味を融合させた甘酸っぱいラズベリーのような味わい。でも完熟させたものでないと甘みを感じることはできず酸っぱいだけの果実になります。
ヤマモモは基本的に甘酸っぱい味わいなので、そのまま食べるというよりはジャムなどに加工して利用する方がおすすめです。
ジャムやシロップ漬けに加工することで、日常的に手軽に食べることができるのでお勧めです。
まとめ
今回の記事では、ヤマモモの実の毒性と安全な食べ方・ヤマモモの味わいについてご紹介しました。
- ヤマモモの実には毒性なし
- 収穫後のヤマモモには虫が入っている可能性があるので、下処理が必要
- ヤマモモにはブドウ糖やアントシアニンなどの栄養が豊富
- 食べ頃は6月中旬〜7月中旬の約1ヶ月間
- ヤマモモは完熟前は酸味が強く完熟後は甘酸っぱくて美味しい
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