ひたちなか海浜公園のコキア畑の見頃はいつ？｜紅葉の状態別・色別に分かり易く紹介

茨城県ひたちなか市の太平洋沿岸に広がる『ひたちなか海浜公園』は、彩り豊かな花が四季を通じて楽しめる国立公園です。

ひたちなか海浜公園の『みはらしの丘』には春にはネモフィラ、秋にはコキアが一面に広がる景色が楽しめるので、これらを楽しみに訪れる方も多いと思います。

今回の記事では、ひたちなか海浜公園のコキアの見頃目安について紹介します。

コキアは紅葉する植物なので、見に行くタイミングでまた違った印象が得られるので何度も訪れたくなる不思議な魅力があります。今回の記事を参考にしながらコキアを見に行く時期選びの参考にしてくださいね。

コキアの特徴

コキアは別の呼び名で『箒木』『箒草』と呼ばれる雌雄同株の一年草です。

その和名の通り、刈り取った枝葉を日陰で干して『草帚』をつくるのに利用される植物になります。

花が咲くイメージのないコキアですが、夏になると淡い黄緑色をした花をたくさん咲かせてくれます。でも花が小さくて目立たないので気が付かない人が多いのも頷けますね。

花は雄花雌花があり花びらは無くおしべ5本・めしべ1本があり、そのめしべの中に種が作られます。

花は淡黄緑色で、小さくて目立たず、雄花雌花があります。

コキアの株は通常緑色をしていますが、秋になり気温が下がってくると紅葉して鮮やかな赤色に変化していきます。

紅葉する草花としてよく知られていますよね。季節の移り変わりが楽しめる珍しい草花です。

茨城ひたちなか海浜公園のコキアの見頃はいつ？

コキアの紅葉の進み具合によって見える景色も変わってきます。

どの状態のコキアが見たいのかは人によって変わると思うので、紅葉の進捗状況に合わせた見頃時期をここでは紹介していきます。

８月～９月｜丸く青々としたコキア

紅葉前の青々とした一面のコキアが見たいのであれば８月から９月頃に行くのがおすすめ。

ひたち海浜公園では毎年６月にコキアの苗を定植するので、７月以前に行ってしまうとまだコキアが成長途中で小さいため見応えがイマイチなんです。

大きく丸々と成長したコキアを見るなら８月以降が良しです。

１０月上旬｜紅葉途中　グラデーションが楽しめる時期

ひたち海浜公園内のコキアは例年１０月を過ぎると徐々に色付いてきます。

コキアは頂部から赤く色づいてくるため、１０月上旬頃は頂部は赤で根元が緑色のグラデーションが楽しめる状態になっていることが多いです。

紅葉して真っ赤な状態のコキアも魅力的ですが、色に変化のある状態もとても美しいですよ。

１０月中旬｜紅葉　真っ赤に染まったコキアが楽しめる

真っ赤に紅葉したコキアを見たいのであれば１０月中旬頃に訪れるようにしましょう。

ひたち海浜公園のみはらしの丘は周りに日陰になるような建造物も無く日当たりに偏りが無いため、コキアの色付きも偏りなく一斉に色付いていきます。

私も何度か訪れましたが、見渡す限り真っ赤に染まるコキアで埋め尽くされた景色は見事です。

初めて秋のコキアを見に来るのであれば、まずは完全に紅葉した状態を見てもらいたいですね。

１０月下旬｜紅葉と黄金色のコキア

紅葉のピークが過ぎた後は、頂部が少しずつ枯れ込み黄金色になってきます。

１０月下旬頃になると頂部が黄金色で根元が赤色のグラデーションに彩られたコキアが楽しめますよ。

紅葉のピークは過ぎていますが、金色と赤色の2色が織りなす景色もとてもステキです。

まとめ

今回は茨城県ひたち海浜公園で有名な『みはらしの丘のコキア』の見頃についてまとめてみました。

• 8月～9月：大きく青々と成長したコキアが見たい場合
• 10月上旬：赤色と緑色のグラデーションが見たい場合
• 10月中旬：真っ赤に紅葉したコキアが見たい場合
• 10月下旬：黄金色と赤色のグラデーションが見たい場合

８月から１０月という短い期間だけでも色合いに変化があって何度も楽しめるのがコキアの魅力と言えます。

ひたち海浜公園は、家庭で育てているコキアでは見ることのできないコキアの絶景が楽しめるスポットです。

ぜひ時期を合わせて足を運んでみて下さいね。

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