温帯植物でありながら、バナナ・マンゴー・パイナップルなどを混ぜたようなトロピカルな香りと味わいが楽しめる果樹ポポー。
馴染みのない果物なのでこれから育ててみようと検討している方も多いのではないでしょうか?
そんなポポーですがあまりにも謎の果物のため、有毒な成分が含まれているのでは?と考えてしまう方もいると思います。
そこで今回の記事では、
- ポポーとはどんな植物なのか
- ポポーには毒性があるのか?
ポポーとはどんな植物なのか

『アテモヤ』や世界三大美果として有名な『チェリモヤ』もポポーと同じバンレイシ科の果樹ですが、これらは亜熱帯~熱帯地方で育つ熱帯果樹なので、基本的に日本の気候との相性があまりよくありません。冬の寒さに耐えられないことが多いんです。
その点ポポーは冬の寒さに強く、温帯で生育できる数少ないバンレイシ科の植物と言えます。
日本では明治頃、一部の地域から栽培が広まったものの現在では栽培している人も少ない希少性のある果物となっています。
果実は日持ちしないため流通することは無く、食べるためには『ヤフオク』や『メルカリ』などで個人栽培されたものを直で購入するか自分で育てるしか方法がありません。
ゆえにポポーは市場に出回らない幻のフルーツとも呼ばれています。機会があったら皆さんもぜひ一度味わってほしいです。
ポポーには毒性があるの?



ポポーの茎や葉には『アセトゲニン』という有毒成分が含まれていますが、食べる果実の部分には中毒になる危険性は無いのでご安心ください。
ポポーの葉や茎にアセトゲニンが含まれているおかげで、ポポーは害虫から身を守ることができています。
ただ、未完熟のポポーの実には高濃度のラテックス成分が含まれているので、必ず完熟させた状態で食べるようにしましょう。
ポポーの味について
ポポーの味の表現は結構人によってさまざまなので、それを見ているとどんな味なのか逆に分からなくなりますよね。
私が食べた時の感想は『トロピカルな香りのする甘い洋ナシ』こんな風に感じました。
正直こればかりは実際に食べてみないと伝わらないと思いますが、
- トロピカルな味わいと香り
- 洋ナシに似た味
- 甘さが強い
このような特徴のある味わいということは間違いないので、実際に食べる際の事前情報として覚えておいてくださいね。
まずいポポーがあるの?
ポポーについてネット情報やSNSで調べてみると『ポポーまずい』という感想を目にすることがあります。
これは食べたポポーがたまたま不味いものだったのでしょうか?
これはおそらく、追熟が不足している状態で食べてしまったのだと推測できます。
ポポーは収穫したあと追熟させてから食べる果物。間違っても追熟せずに青いままのポポーを食べてはいけません。
未完熟のポポーは高濃度のラテックスを含んでいるのでとても食べられたものではないのでご注意くださいね。
ポポーの追熟と食べ頃
ポポーの実をネットショップで注文した場合は、輸送中に追熟されるので未熟なものを食べることは少ないですが、自宅で栽培したポポーを食べる場合はしっかり追熟させてから食べるようにしましょう。
風通しのよい明るい日陰に常温の状態で3日程度置いておけば追熟させることができます。
ポポーの食べ頃の判断
ポポーの食べ頃は、収穫時は青々としていた果皮がしだいに黒ずんできたタイミング。
一見すると傷み始めているようにも見えますが、バナナのシュガースポットのように果皮が黒ずんだのを確認してから食べるのが一番美味しいタイミングになります。
まとめ
今回はポポーに含まれる毒性と味わいについてまとめてみました。
- ポポーの毒性
- ポポーの味わいについて
- ポポーがまずいと感じるのは未完熟
自分で育ててみないと、なかなか食べることができない幻のフルーツ『ポポー』。
一度味わってみたいと思ったら、『ヤフオク』や『メルカリ』内で出品を待つか栽培することを検討してみて下さい。
自宅の庭や鉢植えで珍しい果物が収穫できるようになりますよ。
この記事が誰かのお役に立てば幸いです。
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