アジュガは地植えするとどれくらい広がるの？｜地植えの注意点と増えすぎないための対策を紹介

アジュガは生育旺盛で耐陰性があるため、シェードガーデンのグランドカバーとして用いられている植物です。

芝などのグランドカバー違って、春になると可愛らしい花を楽しませてくれるので、自宅の庭に地植えしようか考えている方も多いのではないでしょうか？

そこで今回の記事では、アジュガに適した地植え環境についてと、地植えして1年でどの程度広がるのかを解説していきます。

地植えする際に気を付けるポイントも紹介しているのでぜひ参考にして下さいね。

アジュガの特徴と地植えに適した場所

グランドカバーとして知られるアジュガですが、どんな場所にでも適応できるという訳ではありません。

アジュガは寒さや日陰の環境でも生育できますが、真夏の日差しや乾燥を嫌う性質があります。

そのため夏の日差しが一日中あたるような場所よりも、午後から日陰になるような場所の方が元気に生育してくれます。

アジュガは日当たりの悪い裏庭などのグランドカバーとして活躍する植物と言えますね。

アジュガは日陰か半日陰の場所で育てるのが適している。

アジュガは地植えするとどれくらい広がるのか

グランドカバーとしても知られるアジュガですが、地植えするとどのくらい広がるのでしょうか。

アジュガはランナーと呼ばれる地面を這うように伸びる茎によってどんどん株を大きく成長させていきます。

気温や地質などの栽培環境に左右されるものの、アジュガは1年間で四方に３０ｃｍほど成長します。

伸ばしたランナーの先に次々と子株を作って広がるので、最初に植え付けるアジュガ苗の間隔は２０ｃｍ程度空けて植えるのがおすすめです。

またアジュガはこぼれ種でも増えるので、数年育てていると新しい株が発生し、次第に株同士の密度が濃くなっていきます。

アジュガを地植えする際の注意点

シェードガーデンのグランドカバーとして検討している方も居ると思いますが、最後にアジュガを地植えする際の注意点をご紹介していきます。

1｜定期的な剪定が必要

裏庭などの広いスペースのグランドカバーとしてアジュガを使う場合でも、そのまま放置してしまうと隣のお宅の庭先にまで侵入してしまうケースも多いので注意。ランナーをこまめに切ってきちんと管理するようにしましょう。

２｜他の植物の育成を阻害しないよう管理

ガーデニングで花壇の一部だけにアジュガを育てる場合などは、他の植物の育成を阻害する可能性があるので注意が必要です。

アジュガはランナーとこぼれ種で増えるためとても競争力の強い植物。他の植物を駆逐してしまうケースもあることから同じ場所に植えている植物への配慮は必要といえます。

できればアジュガの株だけを根域制限できるよう根切り板などで囲っておくと管理がしやすいです。

まとめ

今回はアジュガを地植えした際の成長の仕方や注意点について解説しました。

アジュガは耐陰性が強く成長するスピードも速いため、シェードガーデンのグランドカバーにとても適しています。

その反面、敷地外にランナーが飛び出してしまい生育エリアを拡大してしまう可能性もあるので管理には注意が必要な植物とも言えます。

とはいえ全ての植物を駆逐するほどの勢力はないので、日々の管理を怠らなければ全く問題はないと思います。

興味のある方はアジュガのグランドカバーにチャレンジしてみて下さいね。

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