イヌビワの実は食べるとどんな味?|イヌビワの食味と育てる場合のポイント

植物 イヌビワの実と味
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  • イヌビワって枇杷の仲間なの?
  • イヌビワの実は食べるとどんな味がするの?
  • イヌビワを育てるときのポイントは?

イヌビワについて、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

この記事ではイヌビワの特徴と育て方、果実を食べてみた感想などを紹介していきたいと思います。

ちょうど我が家で育てていたイヌビワに実がついたので実際の写真付きで解説します。

目次

イヌビワとは?

植物 イヌビワの実
イヌビワの実

イヌビワの基本的な特徴についての紹介です。

~イヌビワの特徴まとめ~
  • 科名・属名 :クワ科イチジク属 落葉低木
  •  別名   :コイチジク、ヤマビワ
  •  分布   :関東地方以西~沖縄まで
  •  雌雄   :雌雄異株
  •  樹高   :最終樹高5メートル
  • 開花時期  :4~5月
  • 果実収穫  :10~11月

イヌビワは『枇杷』の仲間ではなく『イチジク』の仲間。日本の比較的暖かい関東から沖縄の他、台湾や韓国にも分布しているなかなか守備範囲の広い植物なんです。

10月~11月頃になるとイチジクに似た果実が熟します。イチジクとは言ってもとても小さくて直径2cmほどの可愛らしい大きさ。

イヌビワの名前の由来

イヌビワという名前は『枇杷』に似た実をつけるが味は枇杷ほどでもない(枇杷より味が劣る)というところから
名付けられたと言われています。

イヌビワは雌雄異株

イヌビワは雄株と雌株がある雌雄異株。

雄株にもイチジクのような果実はできますが、果実の中にはモッサリした綿毛みたいな物が入っていて食べることができないんです💦

気になるのは雌雄をどうやって見分けるかだと思うのですが・・・

これは実が付かないと分からないんです。実の形状を見てようやく雄か雌か判別できるようになります。

実の違いも『雄木の実は先端の開口部が大きく、雌木は開口部が小さい』これだけの違いなのでよく見比べないと正直分からないです。

植物 イヌビワの実
イヌビワの雌木の実

上の写真は雌木(メス)の食べられる方の実です。黒い実が完熟しているものになりますが、実の先端にある開口部が雄木(オス)にあるものより小さくなっています。

とはいえ現場でオス木とメス木を比較しないと分からないレベル。初めてイヌビワを育てる方が見分けるのであれば、実が熟すかどうかで判断するのがおすすめです。

イヌビワの実は10月~11月頃になり完熟に近づくと黒く熟れてやわらかくなります。

雄木(オス)の場合は熟さないので12月になっても硬い実のままなのに対し、雌木(メス)の場合は果実が熟して柔らかくなるのですぐに判別できます。

結局のところ苗木の時点では判別が難しいのですが、品種によっては1本で結実するものもあるので庭木として1本育ててみたいという方は1本で結実する品種を選ぶ方法をとるのが確実と言えますね。

イヌビワの育て方のポイント

~イヌビワの育て方基本情報~
  • 日当たり  :日向がベストだけど半日陰でもOK
  • 耐寒性   :関東でも屋外で育つので寒さにも強い
  • 耐暑性   :高温多湿に強い

イヌビワは高温多湿にも強いうえに耐寒温度が-5℃まで耐えることができるので、日本の気候によく合う植物と言えます。

日常的な管理も容易で、実を収穫したあとで樹形を整える剪定をする程度でOKです。庭木として育てるにはとても扱いやすい植物だと思いますよ。

庭への植え付けは、冬が明けて気温が20℃を越えた春先に行うのが株への負担が少なくおすすめです。

イヌビワの果実の味はどう?

植物 イヌビワの実と味
イヌビワの果実

イヌビワの実は食べられるのですが『どんな味がするのか?』という食味について知りたい方も多いと思うので、私が実際に食べてみた感想を正直にそのまま伝えますね。

イヌビワの実の果肉 見た目

上の写真はイヌビワの実を割ってみた状態です。熟すと皮までトロッとしているので簡単に実を割ることができます。

中身の見た目は完全にイチジク。イヌビワはイチジクの仲間なので当然なのですが、イヌビワの実を一言で表せば『親指大のイチジク』とでも言い表せそうですね。

黒く完熟したものは実がトロトロに柔らかくなり、皮を少し押すだけでも蜜があふれ出てきます。

イヌビワの味 皮に渋みあり

続いてはイヌビワの味わいについて紹介します。

まずはイヌビワを皮ごと食べてみました。

口に入れた瞬間からトロッと溶けてなくなる食感で、味はしっかり甘さがあるのでとても美味しく感じます。味わいは見た目通りイチジクの味ですね。

ただ、皮ごと食べたので若干の渋みを感じました。この渋みが嫌いな方も多いと思うので気になる方は面倒でも皮を少しむいてから食べる方が美味しくいただけると思いますよ。

なにせ親指サイズの小さな果実なので皮をむくのはちょっと面倒ですし、可食部も少ないので食べられる方は皮ごと食べるのがおすすめです。

私も自宅庭のイヌビワを20個以上も一人で食べてしまいましたが、まとめて食べると結構おいしいです。『甘くて美味しい親指サイズの小さなイチジク』という認識でOKと思いますよ。

木が大きく成長すると収穫できる量も増えるので一気に加工するのもおすすめです。ジャムにして食べる方は結構多いですよ。

渋みが苦手という方も皮ごとジャムにしてしまえば渋みが一切無くなるので美味しく食べられます。硬い種などが一切ないので実をそのまま加工処理できるため、加工作業が楽にできる点もポイントですね。

まとめ

今回はイヌビワの特徴・育て方、そしてイヌビワの食味について解説しました。

我が家では裏庭の一角にイヌビワの木がありますが毎年たくさんの実を付けてくれます。毎年収穫できる果実が庭にあるのは季節も感じられて楽しいですよね。

そのまま摘みたてを食べることができますし、食べきれない分はジャムなどに加工すれば長期保存も可能です。

庭木に何か実のなるものを植えたいと思っている方は、一度イヌビワを検討してみてはいかがでしょう。この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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