花が時計の文字盤のように見えるその特徴的な見た目から名付けられたトケイソウ。
トケイソウは世界中に500種類以上もあるとされていて、その中にはパッションフルーツと呼ばれる『クダモノトケイソウ』もトケイソウの品種に含まれています。
そんなトケイソウですが『植えてはいけない』と言われていることはご存じでしょうか?
実はトケイソウには毒性があるほか、育てる際に気を付けなければいけないことがあるんです。
そこで今回の記事では
- トケイソウを植えてはいけない3つの理由
- トケイソウと適切に楽しむ方法
これらの内容について分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にして下さいね。
トケイソウとはどんな植物?

一般的な呼び名 | トケイソウ |
別名 | 花時計草(はなとけいそう)蛇の目草(じゃのめそう) |
和名 | 時計草(とけいそう) |
英名 | Passion flower(パッションフラワー) Blue crown |
学名 | Passiflora(パッシフローラ) |
分類 | キントラノオ目・トケイソウ科・トケイソウ属 |
形態 | 常緑性・ツル性の多年草 |
大きさ | ツル性 3m以上 |
開花時期 | 5~10月(種類によって花の時期が異なる) |
原産国 | 南アメリア、中央アメリカなどの熱帯・亜熱帯地方 |
日当り環境 | 日当りを好む |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
トケイソウは、食べられる実がなるパッションフルーツ(クダモノトケイソウ)が有名ですが、それ以外にも実のならない品種がたくさん存在します。グリーンカーテンとして育てる方も多いです。
ただ、亜熱帯・熱帯地方の植物なので寒さに弱く、寒い地域での路地植え栽培は難しいことが多いです。
冬の間、切り戻しを行って室内に保管できる鉢植え栽培なら冬越えさせやすいのでおすすめですよ。
トケイソウを植えてはいけない3つの理由



ここからはトケイソウを植えることが敬遠される3つの理由について解説していきます。
- トケイソウには毒性があるから
- 他の植物を覆ってしまうから
- こまめに管理しないと自宅が覆われてしまうから
1|トケイソウには毒性があるから
トケイソウの葉や茎には青酸配糖体やアルカロイド類の成分が含まれているため、食べてしまうと中毒症状を引き起こす可能性があります。
多量に食べなければそこまで影響はありませんが、葉や茎を大量に食べてしまうと胃腸障害や眩暈・運動障害などを引き起こす恐れがあるので注意しましょう。
2|他の植物を覆ってしまうから
トケイソウは生育旺盛なツル性の植物です。生育期となる梅雨時期以降は次々に蔓を伸ばして成長していきます。
そのため他の植物との距離が近い場所や狭い場所に植え付けてしまうと、周りの植物にツルを絡ませながらトケイソウの株は大きくなります。
その結果、育てていた他の植物の上に覆いかぶさるような状態になるため、日差しが当たらなくなってしまい、そのほかの植物を枯らしてしまう原因になってしまうので注意が必要です。
トケイソウの植え付けは、場所をよく検討したうえで行うようにしましょう。
3|こまめに管理しないと自宅が覆われてしまうから
トケイソウは管理を怠ると自宅の屋根までツルを伸ばしてしまうので注意が必要です。
放置すると屋根を覆うほどに成長するので、グリーンカーテンにする場合でも伸びすぎたツルを切り戻すなどの日々の管理作業が必ず必要になります。
放任でも勝手に育ってくれるトケイソウですが、手を入れる手間が必要になることが逆にデメリットになります。
隣の家の敷地にまで伸びてしまうと、ご近所トラブルにもなりかねないので気を付けるようにしましょうね。
まとめ
今回の記事ではトケイソウを植えてはいけない3つの理由について解説しました。
- トケイソウの葉や茎には毒性があるので口にしてはいけない
- トケイソウは他の植物を覆ってしまう程生育旺盛
- 放置してしまうと家の屋根にまでツルを伸ばす
- 株が大きく広がり過ぎないように管理が必要
樹勢が強くて育てやすいトケイソウですが、管理せずに放置してしまうと次々にツルを伸ばしてどんどん大きく成長してしまいます。
地植えよりも鉢管理の方が根が制限されるため、あまり大きく育てたくないという方は鉢植えでの栽培を検討してみると良いと思います。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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