ホオズキのような特徴的な実を付けるフウセンカズラ。ハートの模様がついた種も可愛らしくてとても人気の観賞用植物ですよね。
でも、その独特の見た目からフウセンカズラに毒があるのでは?と考える方も多いと思います。
そこで今回の記事ではフウセンカズラに毒性について詳しくまとめてみました。ぜひ参考にしてみて下さいね。
フウセンカズラの基本情報
科名 | ムクロジ科 |
属名 | フウセンカズラ属 |
学名 | Cardiospermum halicacabum |
別名 | バルーンバイン・ハートシード |
日本での形態 | 一年草・蔓性植物 |
原産地 | 全世界の熱帯・亜熱帯 |
フウセンカズラの生育特性 | |
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草丈 | 1~3mほど |
開花時期 | 7月~9月 |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
栽培環境 | 日当りを好む |
フウセンカズラの毒性

フウセンカズラは日本では観賞用として育てられていますが、インドや東南アジアのジャワ島などでは、食べても害のある成分は体に吸収されないという考え方のもと、葉を野菜として食べるそうです。
フウセンカズラは生薬として用いられることもあるそうですが、作用が強すぎるため一般的には毒草という認識がされています。
薬は使い方を誤ると毒にもなります。食べる地域はあるようですが使いどころが難しく安全性が科学的に立証されていないので、口にしない方が良いでしょう。
フウセンカズラのペットへの影響は?
『犬や猫がフウセンカズラを食べてしまったら・・・』と心配になる方もいるかもしれません。
蔓性植物であるフウセンカズラは、基本的に屋外で育てるので室内で飼われている犬や猫といったペットが口にする可能性は低いと思います。
フウセンカズラの場合、果実といっても可食部がほとんど無いものなので好き好んで食べる動物もいないですよね?
強い毒性を持つ植物ではありませんがもしペットが口にしてしまった場合、少し様子を見たうえで体調に変化が起こった場合は動物病院に連れて行くようにしましょう。
その際は、食べた時間や内容物を伝えた方が状況が分かり易いので、きちんとメモをとっておきましょう。
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