モンステラはどこまで大きくなる？成長速度と大きさをキープさせる方法

モンステラを育てている方の中には、

このようなことを考えている方も多いのではないでしょうか。

モンステラは丈夫で育てやすいという反面、年月とともに大きく成長してしまう点が人によって悩みのタネになることもあります。

そこでこの記事では、モンステラがどのくらいまで大きくなるのかについてと、モンステラの大きさを維持させるための方法についてくわしく解説しています。

一番大きくなるモンステラの種類

市販されているモンステラにはサイズ別に名前がついていますが、そんな幾つもある品種の中で一番大きく成長するのは『モンステラ・デリシオーサ』という品種です。

デリシオーサはどこまで大きくなるの？

熱帯ジャングルに自生するデリシオーサは、気根を地面や周りの木々に絡めて上に向かって成長していきます。

デリシオーサは大きく成長すると直径1ｍ以上にもなる葉を展開させる巨大なモンステラです。

特徴とも言える切れ込みの入った葉が大きく育つのは迫力がありとても見応えがありますよ。

モンステラの成長速度はどのくらい？

モンステラはとても生育が旺盛な植物です。

同じ鉢でモンステラを育てているのであれば、2年に１回は一回り大きな鉢に植え替えしないと根詰まりを起こしてしまいます。

とはいえ、大きくなる速度が他の植物よりも極端に早いわけではないです。上で紹介したような巨大なモンステラにまで育つのには10年以上という歳月がかかるので大きく育ちすぎる心配は無用。

私の自宅庭で育てているモンステラも、元々は小さな株だったのですが8年ほどかかってこれほどまでに大きく成長してくれました。

モンステラをこれ以上大きくしたくないというかたのために、続いては大きさをキープする方法についてまとめてみたので参考にして下さい。

モンステラの大きさを変えたくない場合

ここでは年々大きく育っていくモンステラ・デリシオーサを、これ以上大きくしないための方法について解説します。

先ほど紹介しましたがモンステラ・デリシオーサは、株増しし続けていくとかなり大きく育ちます。

これだと置き場所にも困ってしまいますし、鉢が大きくなるため鉢植の移動が大変になってしまいます。

モンステラを大きくしたくないのであれば以下の方法で株サイズをキープしましょう。

1｜定期的な剪定

株をコンパクトにまとめておくには定期的な剪定が重要。

その時、葉柄を剪定するのではなく茎から剪定すると『挿し木』で株を増やすことができるのでおすすめです。

とはいえ地上部だけを剪定や切り戻ししているだけだと、根だけはどんどん成長し続けていることになるのでどこかで根の処理をする必要があります。

鉢の中が根詰まりした場合の対処法は以下で紹介しています。

2｜根の切り戻しを行う

モンステラが根詰まりを起こした際、普通であれば鉢をひとまわり大きなサイズに取り換えて植え直しを行いますが。

それだと、根がさらに広がるので地上部の茎や葉の展開がさらに大きくなってしまいます。

なのでモンステラをこれ以上大きくしたくないのであれば、いったん取り出したモンステラの根を短く切り戻しをしてまた元の鉢に植えなおしましょう。

根の成長さえ留めておけば、モンステラの株が大きく育つことはないので今のサイズをキープしたまま育てることが可能です。

注意点として、根を切断すると地下部と地上部の生育バランスが崩れてしまうので葉が何枚か枯れ込むことがあります。

そのため、根の切り戻しをしたら地上部の茎や葉も少し切り戻ししてあげるとスムーズに成長してくれるのでおすすめですよ。