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のんびりゆっくり成長することで知られるソテツ。このゆっくり成長する部分に惹かれる愛好者も多く、屋内・屋外問わずソテツを育てている方は多いのではないでしょうか。
ゆっくり成長するソテツですが、何年も育てていると葉の数が増えすぎて管理に困ることがあると思います。ソテツだって毎年新しい芽をどんどん展開するので、放っておくと鬱蒼としてしまい病気や害虫の被害を呼び込んでしまう可能性もあります。
そこでこの記事では、ソテツの葉を剪定してスッキリさせる方法を知りたいという方のために、ソテツの剪定方法と剪定する目的について写真付きで詳しく解説しています。
まず初めに、ソテツを剪定するための道具を確認しましょう。ソテツは意外にもトゲが刺さるチョット危険な植物なので間違っても素手で作業しないようにしましょう。
ソテツの葉柄には、とても硬いトゲがたくさん付いています。
軍手でもよさそうな感じがしますがトゲの長さが軍手の繊維よりも長いことが多いため、軍手の繊維を抜けて手に突き刺さりケガをしてしまうことが多いです。
軍手ではなくゴム製の手袋や厚手の手袋を使って作業すれば、手に直接刺さることがだいぶ防止できるので準備しておくと安心です。
ソテツのトゲは葉柄の根元に一番多いです。
『剪定ばさみ』や『園芸用ハサミ』でも切れないことはないのですが、自分の手元をトゲの近くまで入れ込まないといけないのでトゲが刺さるリスクが生じます。それにソテツの葉柄は結構カタいので普通の園芸用ハサミでは太刀打ちできません。
そこでおすすめなのが『枝切ばさみ』です。
どこにでも売ってるこんな感じのハサミですね👆
このハサミがあるとソテツの剪定がとっても楽になります。トゲにチクチク刺さることも無くなりますし、ソテツの硬い葉柄もこれならバチバチ切断することができますよ。
もし所有していない場合は、代わりにノコギリを使って剪定するのもおすすめです。
ただ、ノコギリは切るときに手を前後動させるのでトゲに刺さらないように注意しましょうね。
そもそもなぜソテツを剪定しなければいけないのでしょう?
ゆっくりのんびり成長するソテツなので手をかけた甲斐があまり感じられず、このような疑問を持つ方も多いと思います。
ソテツを剪定することは意外にも大事なことなんですよ!理由は以下の通りです。
ソテツは葉の生育を放っておくと、どんどん葉を展開してしまい見た目が鬱蒼となります。
葉が混み合ってしまい見た目が非常に悪くなるので、こまめな剪定が必須と言えます。
ソテツの剪定は見た目を整えるだけの理由ではありません。
古くなったソテツの葉を剪定除去することで、ソテツの成長活動が活性化されて発芽が促されます。
そのため古い葉をいつまでも残しておくことは、ソテツの樹勢を落とすことにも繋がるのであまり好ましくない状態だと言えます。
剪定をすることで葉と葉に適度な隙間ができるため、風通しが改善され、雨水や太陽の光もまんべんなく葉に当たるようになります。
このことによって蒸れの防止や乾燥を好む害虫がつくことを予防することにつながるので、病気や害虫に強いソテツを育てられるという訳です。
太陽の光がソテツの株にもよく当たるようになるので樹勢が保ちやすくなります。
それでは実際にソテツの剪定をやってみたので、写真を参考にしながら手順を見ていきましょう。
今回は大きくて面倒な【庭植えソテツの剪定】で解説していますが、鉢に入れて室内で育てているソテツも基本は一緒なので自分のソテツに置き換えて参考にして下さいね。
上の写真は我が家の庭にあるソテツです。ソテツの葉が上に下に展開してしまっていますね?
実はこのような樹形はあまりソテツの環境としては良くない状態なんです。
というのもソテツは新しい葉を株の真上から出し、古い葉を下向きに展開させていく特性があるからです。
なので上の写真のソテツは、下を向いた古い葉がだいぶ残っている状態なので早々に剪定が必要な状態と判断ができます。
ソテツは基本的に水平方向よりも下向きになっている葉は『剪定すべき葉』です。
このような上向きのソテツの葉だけになっているのが理想的な姿になります。
落とす葉が分かったところで、実際の葉の切り落とし方を紹介していきますね。上の写真にある下垂している葉を剪定する場合を見てみましょう。
4つの写真を見比べてみると分かりますが、葉柄は残さずにできるだけ根元から切除するようにします。
葉柄を残してしまうと以下のような問題があります。
写真で見ると分かりますが、ソテツの葉の根元部分には一番硬いトゲが幾つも付いています。
葉柄を残してしまうと、このトゲのキツイ部分が残されてしまうのでちょっと心配になりますよね?
葉柄は残しても良いことは無いのでキッチリ根元から切除するようにしましょう。
葉柄を残してもそこから再生して新しい芽を出すことはありません。時間とともに残った葉柄は茶色く枯れ込んでいきます。
どのみち枯れるのであれば残しておく必要は無いので早々に切り落としてしまいましょう。
枯れた部分を残しておくことで害虫が繁殖してしまうリスクもあります。
ここまでの解説通りに『水平よりも下向き』になっているソテツの葉を剪定していくと、上の写真の状態になります。
すべて葉の角度が上向きになっていますよね?この状態であれば樹勢が維持しやすいのでソテツは元気に成長してくれます。
剪定が終わったら切り落としたソテツの葉を廃棄処分しておきましょう。
葉の根元部分のトゲが硬いので意外と痛いんですよね。そのまま庭先に放置しておくと枯れて茶色くなり見分けがつかなくなったソテツの葉柄が、草むしりの最中など思いもよらない時に手に刺さることが多々あります。
剪定し終わったらキッチリ処分しておくことをおすすめします。
処分の際も軍手ではなくゴム製の手袋を使う方が痛くないので安心ですよ。
この記事ではソテツの剪定のやり方について紹介しました。
剪定することで見た目も改善され、樹勢も維持できるので、ソテツを育てるためには必須と言える作業と言えますね。
今回紹介した剪定方法を参考に、正しい剪定を実行してソテツを元気な状態で育てて下さいね。
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