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HB101とメネデールは何が違うの？｜成分や使い分けを比較
HB-101とよく比較される活力剤に【メネデール】があります。
メネデールとHB-101にはどんな違いがあるのか分からない人も多いのではないかと思います。
この記事ではメネデールの成分や特徴について解説しながら、それぞれの違いと使い分けの方法について詳しく解説しています。
このっ記事を読んでわかること
・メネデールの成分と特徴
・HB-101とメネデールの違い
・それぞれの使い分け方法
目次
メネデールの成分
植物活力素【メネデール】の主な成分は『鉄』。化学合成成分や害のある薬剤は使用していないので安全性の高い植物活力剤です。
植物に鉄分が必要な理由
鉄は葉緑素の生成を助ける役割があるため植物が光合成を行うための重要な成分と言えます。
本来、鉄は土の中にもたくさん存在していて、土壌成分内の3～4％含まれているんです。
土壌に鉄分が入っているのに「なんでわざわざメネデールを使って鉄分を補給するの？」そう思いますよね？それは、植物が土の中の鉄分をそのまま吸収できないからです。
土の中の鉄分は酸素と結びつき植物が吸収できない形態で存在しています。そのため、まず植物はこの鉄分をなんとか吸収しようと根から有機酸を分泌して鉄分を溶かして吸収しようと活動します。
この時点で鉄分は『三価の鉄』という成分に変化するのですが、まだこの状態では植物がそのまま吸収することはできません。
さらに植物は自身の酵素の力を使って『三価の鉄』を『二価の鉄』に変換する作業を行い、その結果ようやく植物は体内に鉄成分を取り入れることができるようになります。植物はいくつもの工程を経て鉄を吸収していることが分かってもらえたかと思います。
植物の樹勢が弱ってくると鉄成分を『二価の鉄』に変換する力も弱っているので鉄分が不足してしまい、その結果樹勢がさらに弱まってしまいます。
そんな時に鉄分を含んだメネデールが有効になります。
メネデールには鉄が『二価の鉄イオン（Fe++）』の状態で入っているので、弱った植物の根からでもそのまま吸収できる配慮がされています。
弱った植物にメネデールを使うと復活するとよく口コミなどでも言われていますが、その現象には上記で解説した鉄成分の吸収が関連しています。
これらの内容はメネデールの公式サイトでも紹介されています。興味があれば読んでみて下さいね。
メネデールも与えすぎはNG
鉄成分を過剰に与えすぎると根の成長が阻害されてしまいます。
鉄成分は元々土壌中に含まれている成分なので元気な植物にメネデールを与えすぎるのはNG。
適量を守って使用するようにしましょう。
メネデールとHB-101の使い分けについて
それではHB-101とメネデールの使い分けについて解説したいと思います。
簡単に違いを言ってしまえば、メネデールは鉄分の栄養補給剤でHB-101は植物細胞を直接活性化する活力剤です。
メネデールから詳しく解説しますが、先ほどメネデールの主成分である鉄は葉緑素を作る役割があると説明しました。
メネデールを使うのに一番効果的なのは植物が弱っている時なんです。
花や実を付けすぎて弱ってしまった植物は葉が黄変してしまいますが、メネデールを使うことで葉緑素が活発に作られるので葉が緑色に変わっていきます。
葉緑素が増えると光合成が盛んに行われるようになり、植物に必要なエネルギーが蓄えられるようになるんですね。
このメカニズムによって弱っていた植物は元気を取り戻すことができるという訳です♪
このように、メネデールは弱った植物をいち早く復活させるさせるのに効果的な栄養補給剤だと思います。
対してHB-101は『弱っている植物』にも『これから大きくしたい植物』にもどちらにも効果的です。
HB-101の有効成分は細胞に直接作用するので土壌灌水・葉面散布どちらでも使用でき、その結果植物の組織生成が活性化されます。
私自身もHB-101を実際に使用していますが、特に新芽の出てきたタイミングに散布すると特に有効だと感じています。春芽の出るタイミングや花芽のタイミングなどには必ず葉面散布していますが、新芽の展開する大きさや成長スピードが違うんですよね。
またHB-101は『使い過ぎ』ということが無いので、たとえ毎日使ったとしても成分過剰による害が出ないところもポイントになりますね。初心者でも失敗することなく扱いやすいです。
メネデール：主に弱った植物を復活させるのに使用する
HB-１０１：日常的に使える。植物の樹勢維持や成長促進に使用
まとめ
今回の記事ではHB-101とよく比較されるメネデールの特徴と使い分け方法についても解説しました。
基本的にはHB-101を定期的に散布していれば元気な状態を保つことができるので、メネデールを使うことは僕の場合あまりないです。
植物の勢いが保てていれば肥料も減らすことができますし良い事だらけな気がします。管理もシンプルになるのでおすすめですよ。
毎日散布しても植物の他、人体・環境にも悪影響が無いので気軽に使うことができます(^^♪
メネデールの他にも、よく比較される液剤に『ハイポネックス』があります。ハイポネックスとの違いについてまとめた記事もあるので、興味があればこちらもどうぞ▼
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