モンステラを鉢植えで育てていると
なんだか葉に元気がないなぁ
出てくる葉っぱが小さくなった気が・・・
このように、モンステラの様子がいつもと違っていると感じることがあると思います。
そんな時は一度『鉢の植え替え』を行ってみるのがおすすめ。
植え替えすると様々な不調原因がリセットされて、また元気に成長してくれることが多いんです。
この記事ではモンステラの植え替えするおすすめの時期についてと、植え替えでよくある失敗事例について解説しています。
どんな時にモンステラを植え替えをするの?

もちろん、今のところなんの問題もなくスクスク成長を続けているのであれば植え替えの必要はありません。
植え替えする時の場面には以下のようなケースがあります。
- 鉢サイズの更新
- 株の根の切り戻し
- 水はけの悪い土を新しくする
- 根腐れ株の復旧処置
1|鉢サイズの更新
植え替えするタイミングとして一番多いのは、根詰まりした株を一回り大きい鉢に植え替えるケースです。
植物を同じ鉢で数年間育てていると根がかなり成長するので、どうしても鉢の中の根がいっぱいになってしまいます。
根詰まりをそのまま放置していると、水や養分の吸収が阻害されてしまいモンステラが元気に育たなくなってしまうので早めに植え替えするようにしましょう。
2|株の根の切り戻し
モンステラが根詰まりした際、鉢から株を取り出して長く伸びた根を切り戻してから同サイズの鉢にまた植えなおすという方法もあります。
植え替えは大きな鉢への更新だけでなく、根を切り戻しして同サイズの鉢に更新する方法もあるので、これ以上大きくしたくないという方はぜひ試してみて下さいね。
3|水はけの悪い土を新しくする
何年も同じ土を使って植物を育てていると、しだいに土の粒状が潰れて密度が高くなり過ぎて水はけが悪くなってきます。
そんな時にも植え替えは必要な作業になるので、根詰まりのタイミングで今使用している土を総替えしてあげるようにしましょう。
4|根腐れ株の復旧処置
根腐れを起こしてしまった場合の主な原因は、鉢の土の水分が過剰になっているケースがほとんど。
そのため、根腐れを起こした時の最初の処置は土を水はけのよい土に総替えしてあげることになります。
モンステラの植え替えに適した時期



モンステラを植え替えするのであれば、まずは適した時期かどうかは考える必要があります。
モンステラの植え替えは、4月~9月ころまでに行うのがおすすめ。
その理由は、この時期はモンステラにとって成長活動が活発な時期だからです。新しい芽や根を出そうとする活動が活発に行われるので、植え替えによるストレスが多少かかってもその後元気に成長してくれます。
モンステラは元々熱帯ジャングルに自生している植物なので、高温と高い湿度のある気候が一番適しています。
そのため、5月下旬から6月あたりのいわゆる梅雨時期に植え替えするのが一番ベストなタイミングだと思います。
モンステラの植え替えに失敗した実例
私が実際に植え替えとしたときに失敗した実例をまとめてみました。同じような失敗を皆さんもしないように参考にしてもらえたら嬉しいです。
1|秋に植え替えを行ってしまった
9月頃までであれば植え替えも可能ですが、それ以降はおすすめしません。なぜなら植え替えした後は気温が下がっていく一方だからですね。
モンステラの植え替えは植え替えして完了ではなく、植え付けしたあと新しい根が張り始めた状態になっているのが理想的。
気温15℃を下回るとモンステラの成長活動が弱まっていくので、そのタイミングで植え替えを行うと発根することなく冬を迎える可能性もあります。
根づきが弱いままストレスのかかる冬に突入すると冬越しできずに枯れてしまう場合もあるので注意して下さいね。
2|植え替え後水やりをし過ぎた
植え替え直後の最初の水やりは底から水が出てくるまでしっかり与えます。
でも、そのあとの水やりは控えめでOK。
根がしっかり張っていない状態なので、そこまで水分を吸収する力が戻っていないんです。
それに気づかずに水を毎日のように与えてしまうと根腐れを起こすことになるので止めておきましょう。
植え替えして2~3週間くらいまでの水やりは、鉢の表土が乾いてから2日ほど経ってからで大丈夫です。
3|植え替え後置き場所を間違えた
植え替え直後の株は根がしっかり張っていないのでグラつきますし、吸水する力も戻っていません。
そのため日の当たる場所や風の当たる屋外に置いていると、株が倒伏してしまったり葉焼けするケースがあります。
植え替えして2週間程度は、屋内の明るい日陰で養生するのがおすすめですよ。
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