金木犀(キンモクセイ)を食べる?|金木犀のお酒の作り方や活用方法を詳しく解説

金木犀(キンモクセイ)を食べる?|金木犀のお酒についてや活用方法についても詳しく解説
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秋に甘い香りのする花を咲かせる金木犀ですが、花を見て楽しむ以外にも様々な利用方法があることはご存じでしょうか?

今回の記事では金木犀を利用する方法について紹介しているので、興味のある方はぜひ参考にして下さいね。

  • 金木犀を食用としての使い方
  • 金木犀のお酒の作り方
  • 金木犀その他の活用方法
目次

金木犀の特徴

一般的な呼び名キンモクセイ
別名
和名金木犀
英名fragrant olive
学名Osmanthus fragrans var.aurantiacus
分類シソ目・モクセイ科・モクセイ属
形態常緑広葉樹 小高木
大きさ4m~18m
開花時期9月~10月
原産国中国
日当り環境日なたを好む
耐寒性やや弱い
耐暑性強い

金木犀の名前は木の樹皮が動物のサイ(犀)の足の形状に似ていることから中国で『木犀』と名付けられ、【ギンモクセイ】の白い花色に対して、本種のオレンジ色の花色を金色に見立てたことがこの名前が付けられた由来とされています。

日本には江戸時代に中国から渡来し、その後挿し木によって全国各地に植栽が広まりました。

寒さに若干弱い性質があるため東北南部までが栽培の北限と言われています。

秋にオレンジ色の花が咲くととても甘い香り

金木犀を食べる!

金木犀 花

金木犀は美しい花を咲かせることで人気の植物ですが食用として利用することもできます。

金木犀の花を食べる

甘い香りのする金木犀の花は一部の地域で食用として利用されています。

花自体にも淡い甘味がありサラダやドレッシングの材料として使い食すことができます。

また、採取した花を乾燥させたものを煎じてお茶としても楽しむことができます。金木犀は薬効もあり抗酸化作用や抗炎症作用があることが知られています。

金木犀のお酒を作る!

金木犀の花を焼酎に漬けることで、黄金色で金木犀の花の香りがついた美味しいお酒を作ることができます。

金木犀のお酒の作り方は以下の手順でおこないます。

金木犀のお酒を作る材料・準備物
  • 金木犀の花|開花直後で綺麗なものが〇
  • お茶用のパック
  • 焼酎|ホワイトリカー35度
  • お酒の保存瓶
  • 甘みを付ける場合は氷砂糖
  1. 金木犀の花を採取。
  2. 洗わずにそのまま使うので汚れた部分を除去。
  3. お茶用のパックに花を詰める。
  4. 保存容器にパックを入れたあとホワイトリカーを注ぎ入れる
  5. 密閉されたボトルを1週間程度静置させます。この間に香りと味が染み込みます。
  6. 約1ヶ月経過すると味わいが良くなります。

金木犀の利用方法

金木犀は香りのある花輪や花飾りなどの装飾品として利用することもできますし、乾燥させた花を容器に詰めて芳香剤として使用する方もいます。

金木犀は人気のある香りのため香水やアロマオイルなどによく用いられていますよね。

室内に置く芳香剤として使うために金木犀の花を採取しておくのも良いと思いますよ。

まとめ

今回の記事では金木犀の花や葉の利用方法について紹介しました。

金木犀は美しい花を咲かせるだけでなく食用や装飾品として利用できる多用途の植物です。

自宅で育てた金木犀から採取した花を使ってお酒を作ったり、芳香剤を手作りしたりといろいろな楽しみ方ができるので、興味のある方はぜひチャレンジしてみて下さいね。

この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

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